足生成時ではなく足形成中に仕掛けるには
1本の足で1回だけ仕掛ける機能および1本の足で1回だけ仕掛ける機能 改善版の記事にて、1本の足で1回だけ仕掛ける機能をご紹介しました。
これらはいずれも足生成時(足確定時)の瞬間に仕掛けたい時に使うものでした。
しかし、足形成中に仕掛けたいこともあると思います。この場合、以前ご紹介した方法では実現できませんでした。
そこで、今回は足形成中に一度仕掛けた後は、その足では仕掛けないコードをご紹介します。
// 中略
datetime gTime = 0; // グローバル変数として定義している所がポイント
// 中略
//+------------------------------------------------------------------+
//| Expert tick function |
//+------------------------------------------------------------------+
void OnTick()
{
// 1本の足で1回まで
if(gTime != Time[0]){
// @@@@@@@@@@@@@
// 仕掛け処理等
// @@@@@@@@@@@@@
gTime = Time[0]; // 現在の足の始値時刻を退避
}
}
すごくシンプルですね。
やっていることは、Time[0]で現在の足の始値時刻を取得し、それと退避しておいた始値時刻とを比較しているだけです。一致していなければ、異なる足と判断できるわけですね。
なお、上記はEA挿入直後にも条件が成立してしまうので、必要であればもう一工夫(例えば、gTime=0なら仕掛けないというif文を入れる等)した方が良いでしょう。
