fx-on主催の新春開発者ミーティング2017にて
昨日、fx-on主催の新春開発者ミーティング2017に参加してきました。
二部構成になっていて、一部が某FX業者の社長らのトークセッション。二部が開発者懇親会。
目当ては二部でしたが、一部のセッションで面白い話があったので、記事にすることにしました。
「国内FX業者はどこも呑み業者」という話は以前から見聞きしていたのですが、「本当にそうなのか?」「何かしらの証拠はないか?」とずっと思っていました。
トークセッションでの話曰く、金融先物取引業協会とIR情報の公開データを合わせ技で分析することで、こんな相関があったそうです。
- トレーダーの取引通貨数と国内FX業者の営業収益の相関係数は、わずか0.39
- トレーダーの損失と国内FX業者の営業収益の相関係数は、なんと-0.85
一般的には絶対値で0.7以上もあれば強い相関があると言えますから、トレーダーの損失と国内FX業者の営業収益には負の相関関係にあると言えそうです。
これって要するに、トレーダーが負ければ負けるほどFX業者は儲かるという呑み行為の特徴そのものですよね。
相関関係にあるからと言って、それが因果関係であるとは言えませんが、偶然とも思えません。
この結果をどう捉えるかは人それぞれでしょうが、私は「国内FX業者はやはりダメだな」と思いました。呑み行為をやっていると、最終的にはwin-loseの関係になっちゃいますからね。