投資界隈でよく見かける手法だが、ちゃんと裏がある
投資案件などの記事でよく見かけるマーケティング手法にネガティブキャンペーンというものがあります。
これは政治家の演説でよく見られるもので、相手の悪いところを指摘して結果として自分を良く見せる方法です。
この手法を応用したアフィリエイトサイトやSNSアカウントがうじゃうじゃ存在します。
「この投資案件はここがダメあれがダメ」と散々こき下ろして、最後に「オススメの案件があるよ。こちらのLINEに登録してね。」というやつです。
一度ぐらいは見たことあるのではないでしょうか?
上記のようなネガティブキャンペーンを書く人物はまともにレビューする気などサラサラありません。
悪いところだけを強引にでも見つけて、ほれ見たことかと叩きまくります(叩く前提ですので良いところを見つける気はないのでしょう)。
そして、表面的なことばかりを叩く傾向があります。
体を張って、自分が人柱となって体験することはしません。
一見、読者を守る正義のミカタに見えるかもしれませんが、そうではありません。
彼らの狙いは読者を悪質業者から守ることではありません。自分の案件に誘導することです。
自分の利益にならない案件は全部危ない案件。基本的にそういうスタンスです。
本当に公平の立場でのレビューなら、良い点もあるはずです。
メリット、デメリットをきちんと分析・評価して、そしてできるだけ実際に体験した感想を載せて、私はこう判断したが最終判断はあなたにお任せというのが本当に公平なレビューだと私は考えます。
「誰が運用しているかが分からないからダメ」と叩く割に、自分も身元を明かさずクローズドなLINEコミュニティへ誘導して案件紹介するという、何とも支離滅裂なことを平気でやります。
メリットしか謳わない紹介記事は勿論ダメですが、デメリットしか謳わないものも同じぐらいダメだってことはぜひ知っておいてほしいなって思います。
そもそも自分の案件が良いものなのだとしたら、なぜ公の場でそれを証明しないのか、なぜクローズドなコミュニティに誘導してそこでこっそり勧誘するのか。腑に落ちません。
※余談ですが、誰かが最初にネガティブキャンペーンの記事を投稿すると、コピペサイトがパクって似たような記事ばかりが並びます。複数の人が良くないって言ってるから危ないに違いない!と考えるのは正しいことではありますが、単にコピペで量産されているだけの可能性もあることを考慮した方が良いでしょう。
良い人ぶってる人には気を付けましょう!