専用のアローコードが用意されている
唐突ですが、エントリー時の青・赤矢印、エグジット時の黄色左向き三角の出し方ってご存知ですか?
こんなやつです。
私はようやく知ることができました。
「あれ、どうやって出すんだろう?」ってずっと気になっていたんですよね。
公式サイトのArrow codesにその答えがありました。
2つ目の表のValueのうち、1~3のアローコードが答えです。
アローコード自体の存在は勿論知っていましたが、Wingdingsに記載のものだけだと思っていたんですよね。
まさか、1や2や3という特殊なアローコードが存在していたとは!
矢印の配置ってENUM_ARROW_ANCHORプロパティに従うのですが、ANCHOR_TOPとANCHOR_BOTTOMの2つしか選択肢がないんですよね。CENTERやMIDDLE等、中央を指定できないのです。
だから、従来のアローコードでエントリーポイントに矢印を置こうとすると、上か下にずれてしまうのです。
ところが、上図の矢印はずれずにドンピシャの所に配置される…。上図のように中央に配置したいなーってずっと思っていました。
でも、もう安心です。1~3の特殊な矢印(1は買いエントリー、2は売りエントリー、3は決済)を使えば、この問題はバッチリ解決です。^-^
ちなみに、これらの矢印や間を結ぶ点線はEAのポジションにのみ表示され、裁量のポジションには表示されません。
裁量トレーダーにとっては非常に不便な動作だと思います。MetaQuotes社は仕様と言い張るでしょうが、私はMT4の設計漏れだと思っています。
それと、これらの特殊な矢印については、アンカーの指定は無視されます。大きさの指定も無視されます。色の変更のみ可能です。