トラリピ系EAを作成してみる(2)

トレイリングストップを組み込む

トラリピはトレンド相場に弱いという話は前回しました。相場が順行した場合に少しでも利を伸ばすために、トレイリングストップを組み込んでおこうと思います。

トラリピにトレイリングストップを入れるとトレンド相場では効果があることが実践FXトラリピの教科書で示されています。

エンスパ編集部 (著)

トレイリングストップのコードは一般的なトレイリングストップ関数をご覧ください。

trailingStopGeneral()をEAのOnTick()の最初に入れておけばOKです。

トラップの範囲の自動変更の仕様検討

続いて、トラップの範囲を超えて相場が順行した場合を検討します。

例えば、AUDJPYの80~100円で買いトラップを仕掛けていた場合、レートが102円とかになってしまうとエントリーしなくなります。つまり、機会損失になってしまいます。

これを避けるには、トラップの範囲を超えた場合(買いトラリピの場合は100円+利益値幅超えですね)に、トラップを仕掛け直せば良いことになります。

恐らく殆どのトラリピ運用者は、これを手動で行っているはずです。一気にレートが上昇するケースなんかでは、その対応が追い付かず、もったいないですよね。

トラップを仕掛け直すためには、トラップの上限価格、下限価格を動的に変更できる仕組みが必要になります。

色んな方法が思いつきますが、現在レートを仕掛け直す際の中心価格として、その上下にトラップを仕掛ける方法を採用してみます。上限と下限の値幅を決めて、中心価格から上に3割、下に7割といった感じになるようにします。例えば、AUDJPYの現在価格が90円、値幅を10円とし、上に3割、下に7割とします。その場合、トラップの上限価格は93円、下限価格が83円になるイメージです。

それと、あまりにもレートが上昇し過ぎて、ロスカットの水準が高くなり過ぎた場合も考慮しないといけません。ロスカットの水準が一定価格以上になった場合は、トラップの仕掛けを中止にする仕組みも欲しいところです。

続きはまた今度。

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