cAlgoの4つのイケてない所

使い始めると細かい不満が出てくる

cAlgoの3つのイケてない所で、cAlgoの残念な点をご紹介しました。

今回はその続編です。

cTraderというかcAlgoを実際使い始めてみると、イケてないなぁと思う点が目につくようになってきました。

さて今回の4つのイケてない所とは、

  • 注文時のSL/TP設定では小数点のpipsを受け付けない
  • バックテストにビジュアルモードがない
  • バックテストで指値/逆指値注文を置いた位置がチャートに表示されない
  • Positions.Findに相当するものがPendingOrdersにない
です。詳しく説明します。

注文時のSL/TP設定では小数点のpipsを受け付けない

1つ目は、注文時のSL/TP設定についてです。

cAlgoでは成行注文、指値/逆指値注文の関数を呼び出す時、引数のSLとTPにはそれぞれpipsを入力するようになっています。

このSLとTPのpips、double型にも関わらず、小数点を認識してくれません。

つまり、0.1pips単位でSLとTPを設定できないということです。

何かと何かの値幅(差分)をSLやTPとして設定するといったシーンがあると思いますが、その値幅については小数点以下を切り上げるか切り下げるかしなければなりません。

何でこんな仕様にしちゃったんでしょうね。

MT4は良くも悪くも価格指定なので、こういう問題は起きません。

ちなみに、cAlgoも注文変更だけはなぜか価格指定なので、0.1pips単位で設定することが可能です。こっちも謎です。

バックテストにビジュアルモードがない

2つ目は、バックテストについてです。

MT4にはバックテストにビジュアルモードが存在しますが、cAlgoには存在しません。

ビジュアルモードを使うことで、どういう風にEAが動作するかティックレベルで確認できるのですが、それがcAlgoではできません。

つまり、cAlgoではcBotの結果しか確認できず、プロセスを確認したくてもできません。

ビジュアルモードはよく使う機能なので、早く実装してほしいものです。

バックテストで指値/逆指値注文を置いた位置がチャートに表示されない

3つ目もバックテストについてです。

MT4だとバックテストで指値/逆指値注文を出すと、成行注文と同様にチャートに矢印マークが表示されますが、cAlgoでは表示されません。

一応、注文履歴はあって、いつ注文したかは把握できるのですが、チャートを見て履歴を見てといちいち画面を切り替えなければならず、不便です。

何で表示しないんでしょうか。よく分かりません。

Positions.Findに相当するものがPendingOrdersにない

4つ目は注文の検索についてです。

Positions.Findというのは、複数あるポジションから指定のラベル(MT4のマジックナンバーに相当)や指定の通貨ペアで検索して、そのポジションを取得する関数です。

PendingOrdersというのは、そのまんまですね。待機注文(指値/逆指値注文)のことです。

指値/逆指値注文でも指定のラベルや通貨ペアで検索したいことはよくあります。

なのに、PendingOrders.Findは用意されていません。

仕方ないので、指定のラベルや通貨ペアの待機注文を取得するには、MT4のようにループで探すしかありません。

Positions.FindはMT4にはない機能で、すごく便利なのですが、片手落ち感が否めません。

以上、cAlgoがイケてないなぁと思う点を追加で挙げてみました。まだまだ発展途上のプラットフォームなので、そのうち改善されるかもしれませんし、改善されないかもしれません。やっぱり惜しいなぁ。

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